西の湖の今を知る開催報告

6月7日(土)に西の湖プロジェクト主催のイベント&勉強会を開催しました。

天候に恵まれ、定員の20名を超えるお申し込みをいただき午前午後共に盛況に終えることが出来ました。

午前の「ヨシキリの声を聴こう」では「ギョギョシ、ギョギョシ」と、賑やかに響き渡る彼らの声は、西の湖の豊かなヨシ原が、多くの生き物たちにとってかけがえのないすみかであることを教えてくれました。

ただ美しい景色を眺めるだけでなく、湖に息づく小さな命の営みを感じ、自然とのつながりを五感で味わう体験として楽しみながら、西の湖が育む生命の輝きを肌で感じていただけたのではないかと思っています。

午後の活動報告と勉強会では西の湖プロジェクトの活動報告に続いて、西の湖の現状について琵琶湖博物館の水生植物学を専門とする学芸員芦谷美奈子先生を迎えお話を伺いました。

芦谷先生は長年にわたり琵琶湖の水生植物の研究に携わり、その保全活動にも尽力されており、特に、琵琶湖固有種や絶滅危惧種の水草に関する深い知識をお持ちで、多くの人々に琵琶湖の豊かな自然と水生植物の重要性を伝えておられることから、今回是非講師として琵琶湖の内湖である西の湖の現状についてお話しいただきたいとお声かけしたところ、快くお引き受けいただきました。

芦谷先生から西の湖の価値、ヨシ原の維持管理の重要性、これからどうしたらいいのかについて詳しくわかりやすくお話しいただき、私たちがこれからどのように西の湖と向き合い、未来へつないでいくべきか、考えるきっかけになったのではないかと思っています。

濃密な一日になりましたこと、ご協力いただいた水郷のさとまるやまさま、ラコリーナ近江八幡さま、芦谷先生、ありがとうございました。

そして、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

当日の様子をご覧ください。

当日の動画はInstagramでご覧いただけます。

最後までご覧くださりありがとうございました。