西の湖11月の生き物たち(北之庄沢〜西の湖園地)
こんにちは。西の湖ぶらぶらリポーターku-sanです。冬が近づいたり遠のいたりを繰り返す今日この頃、体調管理が難しいですね〜。みなさんお元気ですか?
いつもはよしきりの池周辺を歩くのですが、今回はちょっと気分を変えまして、北之庄沢〜西の湖園地周辺をぶらぶらして生き物を探してみました。
北之庄沢、土手の草むらにポチッと赤いナナホシテントウがいました。夏の間は落ち葉の陰などで眠る習性があり(夏眠)、秋になるとまた出てくるんだそうです。真夏はエサとなるアブラムシが少ないからなんだとか。で、冬にはまた冬眠するので、ナナホシテントウは夏休みと冬休み、長期休みが年2回あるんですね。いいなぁ(笑)
キタテハは、かなり寒くなってからも見かけるチョウです。なんと成虫のまま冬を越える事が出来るそう。すごい。
翅(はね)が枯れたようなウラナミシジミ。
9月のウラナミシジミと比べてみると、翅がすっかり擦り切れてしまっています。頑張って生きてきたんだなぁ。
沢沿いの桜の木にアケビが実っていました。パカパカと実がひらいて、なんだかお喋りしてるようで面白い。
道路側の岸辺を歩くと、クヌギの葉に小さい丸いモノがたくさんくっついているのを見つけました。なんだろう?
調べてみると、「むしこぶ」と呼ばれるもので、中に小さいハチの幼虫が一匹ずつ入ってるんだそう。写真のむしこぶはクヌギハケタマフシというむしこぶで、クヌギハケタマバチというハチの幼虫がこれを作り、中に入っているそうです。不思議で面白い形です。
北之庄沢から少し北に歩き、途中にかかる小さな橋の上から、水郷めぐりの舟を見ました。お客さん楽しそう。
舟を見送ったあと、ふと橋の欄干を見たら、なにやら白いものが。
アマガエルが隙間からちょこんと顔を出し、遠くを見ていました。もうすぐ冬眠だから、外の世界をしっかり見ておきたいのかな。
ケケケッと鋭い声で鳴きながら、近くの田んぼから舞い上がるケリ。
翼を広げると翼の白い部分がハッキリと見え、まるでカモメのようです。翼を閉じると地味な茶色っぽい姿になります。田んぼにいると見つけづらく、飛び立って初めて「あっ、ケリいたのか」と気付くことが多いです。
西の湖園地にあったノブドウの茂み。実が色とりどりに色付いてキレイです✨
ノブドウの茂みに小さなクモがいました。ネコハエトリ、ハエトリグモの仲間です。大きな目とモフモフの脚がカワイイです。秋は葉っぱの上や壁なんかで日向ぼっこしているのをよく見かけます。蜘蛛の巣は張らず、すばやく走り回って小さな虫を捕まえます。
ヨシが枯れてきて、水辺の風景も衣替えがかなりすすんできた模様。
そろそろ歩き疲れたので、今日はこの辺で。お付き合い下さりありがとうございました😄最後に草むらで見かけたキノコの兄弟のほっこり画像をどうぞ〜
ではまた。 ku-san